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菊山 紀彦; 奥 達雄; 石原 秀夫*
日本原子力学会誌, 24(12), p.980 - 988, 1982/00
被引用回数:1 パーセンタイル:21.73(Nuclear Science & Technology)トカマク型の核融合炉や核融合臨界実験装置は、パルス的な運転がなされるため、その構造材料は急激な温度や応力のサイクルを受けると予想される。特にプラズマ第一壁の温度条件は苛酷であり、熱疲労が寿命決定の因子の一つになると考えられる。モリブデンを対象材とした温度サイクルによる熱疲労試験をJT-60のプラズマ第一壁の使用条件を近似した超高真空中で行った。JT-60の磁気リミタ板と等価なサイズの粉末冶金モリブデン材から試験片を採取し、軸方向変位を拘束した条件で上限温度1600Cとし下限温度を500~1300Cの範囲で変化させた熱サイクル疲労試験を行った。1600C-500Cの条件では試験片は破断したが、それ以外の条件では破断せず、また全ての条件で著しいバルジングとネッキングを生じた。